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弟からの手紙

2014.11.15  [edit]
弟からの手紙…


手紙



それは、ノートのページををビリリと破いた簡素なものだった。
薄っぺらい紙にはミミズがのたくったような、
大きくて汚い字でこう書かれていた。


今日弁当いらない
3000円貸してくれ



ぐしゃぐしゃに丸めてゴミ箱に投げつけた。
(外れた)
この汚い字の要求は母に宛てたものだと思われる。



以前弟に同じ金額を貸してくれと言われたことがある。
貸してくれというが、返した試しがない ことは熟知していた。
それを知っていてあえて貸した。



「人にお金を貸す時はあげたと思いなさい」



有名な言葉ですよね。
その人にそのお金をあげてもいいと思うなら貸しなさい…そんなような意味です。
あげるつもりがないなら絶対に貸さないことです。



お金のトラブルは人間関係を壊します。
びっくりするくらい簡単に壊れます。
家族間でも同じ。



つまり、私は弟に3000円をあげるつもりで貸した…





とんでもない。


絶対に取り立てるつもりで貸しました。




思ったとおり、弟は返す素振りを見せませんでした。
明らかに貸し倒し、なかった事にしようとしているのが見え見えでした。




この時を待っていた。



私はかねてから計画していた、
地獄の取り立てを実行することにしました。
(ドン引かれること間違いなしなので詳細は省きます)



…数日後。



「給料日まで待って」



母経由で弟のメッセージ(ギブアップ)を受け取り、
無事、お金は返ってきました。



それ以来、姉にお金を無心することはありませんでした。



冒頭に戻りますが、
弟の弁当は私が作っているので「弁当いらない」というメッセージは私に届いたことになります。



「3000円貸して」とかそういうのは
たまたまノートにいたずら書きして、
そのページをうっっかりメモがわりに使ってしまった…
その可能性が非常に高いです。
ええ、間違いなくそうでしょう。



ゴミ箱にあたって跳ね返った紙くずは、姉の部屋のゴミ箱の中に収まりました。
お弁当を作る手間がなくなって良かった。
姉は朝までゆっくり眠ることが出来ました。
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