前職は生命保険会社の営業。
生保レディ。
「入社1年で半数は辞める」 と言われるこの業界。
1年たったら同期13人が
4人になっていた(^q^)
支社には若くて仕事バリバリの熱血部長がいる。
カレーパンマンに似ていて、目がキラキラしてる。
何回もご飯をおごってくれたのでいい人だ。
「残るのは2人だね」
ぼそっとつぶやいた言葉、忘れられない。
私が知る最低給料は、6万円 (手取り)
1ヶ月フルに働いてこの給料。
新人、ベテラン関係なく、査定に通らなければ基本給はどんどん下がる。
だからノルマ達成のため必死で頑張る。
外回りし始めの頃、車の中で昼寝が日課だった友人。
今は仕事に追われ、昼寝どころじゃないと言う。
会うとノルマの話。
査定の話。
お客さんの話。
すっかり保険業に染まってしまったなぁと思う。
先月で退職した同期の1人は、心療内科に通いながら静養するそうだ。
在籍期間は短いけれど、あの会社で出会った人たちとは、今でも仲良くさせてもらっている。
特に同期は気が合う人が多く、遊びに出かけることも多い。
業界はまさにブラックだけど、得られたものはとても大きかった。
人との出会い以外にも、得られたものがある。
保険の仕組み。
マナー。
営業テクニック。
先輩たちのノウハウ。
ノルマと査定の内容。
保険会社に入って初めて知るあれこれ。
おかげで、保険のことがよく分かるようになった。
今でも好きだし、面白い。
いい勉強をさせてもらった。感謝。
生保レディのやり方も分かるようになった。
分かるようになったら、信用できなくなった…。
それが友人でも、保険の提案をされると
『本当に?』 と思ってしまう。
鏡を見るとキメ顔になる、そんな条件反射みたいに、疑ってる…。
「ここの金額はね、これ以上下げられないんだ」
『本当に?』
『本当に?』『本当に?』『本当に?』『本当に?』
保険の提案をされると、『本当に?』が止められない体になってしまった。
ひどい。永遠の嫁入り前なのに、キズものだ。
保険業界は恐ろしい。
生保レディも恐ろしい。
わたしはもう、騙されないんだからねっ!(重病)

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