友人とご飯を食べたあと、最近子猫を飼い始めたという話を思い出し、
「見に行きたい!!」自分から申し出た。
「んじゃ~行くかー」
軽いノリでOKをもらい、友人宅へ行くことになった。
玄関に入り、
『あっ…』しまった。
ここは汚家だった……。
これで何度目だ?
うっかり忘れてうっかりまた来てしまう…。
玄関をあけた途端に漂う汚家のニオイを嗅いで…
ああ…また来ちゃったよ……ガックリうつむいた。
B子「どぞー、あがってー」そう、ここは B子の汚家 である。( B子=借金1200万を返済中の元同僚 )足元を見る。
よし、フットカバーを履いている。
裸足の場合、大変なことになる。
足を洗うまで汚家の臭いが染みついて離れないよd( ^ω゚ )~☆
靴にもうつっちゃうよ(経験済み)
もちろん、靴下をはいていても臭いからは逃れられない。
しかし、裸足に比べればほんの少しは…被害をくい止められると信じたい。
このデンジャラス・ハウスでは、裸足とおしゃれ着はご法度なのだ。
B子家のスリッパはダンボールの中に無造作に積みあげられている。
無駄な努力と分かっていても…
一番まともそうなスリッパを選別する。
玄関先で数秒の真剣勝負。
以前、駄々をこねてスリッパを買い替えてもらったことがある。
まったくもってムダだった。
1日も置いておけば、十分臭いが染みつくみたいだ。
居間に進むと臭いが一層キツくなる。
蒸し暑さと相まって…汗と鼻水が止まらない。
臭いの原因は、おそらくシミだらけの床だと思う。
一度大掃除をしたけど、この臭いはもうムリみたい…。
さらにホコリは降りつもる雪のごとし。
侵入するホコリに鼻毛たちが怒り狂い、眠っている毛根をたたき起こす。
スピーディーにボーボー希望の人は、まずは1日泊まってみてくれ。
「にゃー」
3匹のにゃんこたちが足元にすり寄ってくる。
新入り子猫は茶トラくん。
ねこかわうぃーーーーー(*^^*)

「じゃ、わたしあっちの部屋にいるねー」
ねこじゃらしを置いて、B子は部屋から出て行った。
「にゃー」
そういえば、いつもこのパターンだな…。
ひとまず猫じゃらしは片付けて、ほうきとちりとりで掃除を開始!
(掃除機はずっと故障中)
ホコリと猫の毛とトイレの砂が散乱し、毎度毎度フローリングはすごい有り様。
掃けば掃くほどホコリが舞う。
部屋の一角には脱ぎすてた服の山があり、雪崩を起こし中。
ブラジャーもパンツもお構いなし。

ほうきにじゃれまくるネコをかわしつつ、ひたすら掃除。
つつーーー、つつーーーー、汗が滝のように流れていく。
鼻毛も鼻水も止まらない。
その頃B子は。
クーラーの効いた寝室でベッドに寝そべりマンガを読みふけっていた。

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