B子の汚家はかなり広い一軒家。
両親が離婚して家をもらったB子は、一城の主です。
そんな広い家なのに…開かずの部屋があちこちあり、立入禁止です。
というか、物置になっていて使えません。
2階にも数部屋あるようですが、本で埋めつくされた漫画部屋しか入れません。
しかも階段の右半分が物で埋めつくされている状態なので、なかなか上にあがろうとは思えないのです。
掃除は…不明。
庭はまさに雑草のジャングルで、テラスまで草が侵入。
テラスへ出る窓を開けると草がわさわさ入ってきます。
掃除も飽き、というか諦めて、猫じゃらしでネコたちと格闘。
だんだんネコも私も疲れてきたのでB子の寝室へ。
クーラーと扇風機のW使いで快適なんのその。
B子はベッドに仰向けになり漫画を読みふけっていました。
寝室も汚い……
でも寝室が一番まとも…
(まともそうな一角)


B子家の椅子もソファーも水拭きしないと座れない衛生状態だけど、ベッドもそんな感じで途方に暮れる…。
以前3人で来た時も、みんな突っ立ったままだった…。
そんなこんなで立ったまま漫画を読んだり、ネコにかまっていると、玄関のドアがガチャガチャ鳴った。
B子のお母さんだ。
「友だち来てたの」
「おじゃましてま~す(^^)」
次の瞬間。
ワンピース姿のB母は、ためらいなくベッドに腰かけた。
ヒィエェーーーーーーッ
ワンピースが汚れるよーーーー!!しかし、B母に動じる気配はない!
逆に立ちっぱなしの私を見て
「座ったら?」と声をかけてきた。
「!?…はい~~(^^)」
できるだけ自然にウ○コ座りにシフトしつつ、漫画に熱中しているフリをする。
Gパンだけどこのベッドに座るなんて絶対に嫌だ…。
焦りで漫画が面白いのかそうでないのか、もはや全く頭に入ってこない。
が……
B母の追撃は終わらなかった。
「どうして座らないの?」
「汚くて座れない?」

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